公認会計士試験の合格体験記とアドバイス

監査論 短答式試験 平成25年12月8日(日)実施分

 

平成25年12月監査論短答式 問題1〜5 問題6〜10 問題11〜16

 

問題6

監査論平成25年12月問題6

 

 

正解 3

 

アは○、イは×だとまず分かるであろう。ウとエは微妙なところだが、エを誤りと指摘する箇所はないので、○だと判断してほしい。

 

ア.○ 一般基準は,元来,監査人の適格性の条件及び監査人が業務上守るべき規範を明らかにする原則であったが,現在は,監査を巡る環境の変化に対応して,従来の一般基準の要件を一層徹底させ,また,監査人の自主的かつ道義的な判断や行動に任せていた点を制度的に担保する内容になっている
イ.× 一般基準の1に求められる内容は,公認会計士法において,「公認会計士は,常に品位を保持し,その知識及び技能の修得に努め,独立した立場において公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。」と規定され,さらに「公認会計士は,内閣府令で定めるところにより,日本公認会計士協会が行う資質の向上を図るための研修を受けるものとする」として,具体的手段も規定されている。
ウ.× 要求事項を満たす監査調書は,監査人が一般に公正妥当と認められる監査の基準及び適用される法令等に準拠して監査計画を策定し監査を実施したという証拠を提供する
エ.○ 監査人が監査業務上知り得た事項を正当な理由なく他に漏らしたり,窃用することは,職業倫理の上から許されないことは当然であるが,そのような行為は監査を受ける企業との信頼関係を損ない,監査業務の効率的な遂行を妨げる原因ともなりかねないことから,敢えて一般基準の一つとして維持されている

 

 

問題7

監査論平成25年12月問題7

 

 

正解 5

 

ア.× 四半期レビュー報告書は,基本的に「四半期レビューの対象」,「経営者の責任」,「監査人の責任」及び「監査人の結論」という四つの区分に分けて記載されるが,見出しを付けることとなるのは,「四半期レビューの対象」以外の3つの区分である
イ.○ 四半期レビューの目的の達成に関連して,監査人が備えるべき要件及び監査に対する姿勢について定めている監査基準の一般基準及び監査に関する品質管理基準は,四半期レビューにも適用される
ウ.× 後任監査人は,自らの判断で四半期レビュー手続を実施するので,前任監査人が策定した年度の監査計画に従うことは求められていない
エ.○ 当然である

 

問題8

監査論平成25年12月問題8

 

 

正解 6

 

ア.× 品質管理基準では,監査事務所に対し,職業倫理の遵守と独立性の保持に関する方針及び手続を定めることを要求している。また,監査実施の責任者に対しては,これらの方針及び手続を遵守した上で,適切な意見を表明できるように監査の品質を一定に保つことを要求しているが,適正意見の表明のみを目的とするものではない
イ.× 品質管理基準は,監査法人の審査体制や内部管理体制等の監査の品質管理に関連する非違事例が発生したことに対応するために設定されたものであるため,依頼人側からの効率的な監査業務の提供要請に応えるために設定されたものではない
ウ.○ 他の監査事務所の品質管理のシステムが品質管理基準に準拠しているかどうかを確かめることは求められているが,品質管理のシステムを統一することまでは求められていない
エ.○ 監査事務所は,監査業務に係る監査実施者の不適切な行為,判断並びに意見表明,関連する法令に対する違反及び監査事務所の定める品質管理のシステムへの抵触等に関して,監査事務所内外からもたらされる情報に対処するための方針及び手続を定め,それらが遵守されていることを確かめなければならない

 

問題9

監査論平成25年12月問題9

 

 

正解 2

 

ア.○
イ.× 企業に雇用されている専門家が,むしろ不正の温床になるケースが大半である。監査人は,企業に雇用されている専門家は当該企業の他の従業員と比べて高い客観性を有しているものとは当然見なすことはできない
ウ.○ 監査人に適用される職業倫理で要求される守秘義務に関する事項は,監査人が利用する専門家にも適用することが必要である。
エ.× 専門家の業務を利用した監査人が,当該専門家の業務を十分に適切なものとして評価したうえで適切な監査証拠として受け入れた場合であっても,監査人は,表明した監査意見に単独で責任を負うものであるので,その責任は専門家の業務を利用したとしても軽減されるものではない

 

問題10

監査論平成25年12月問題10

 

 

正解 4

 

確実に正答したい問題である。

 

ア.× 監査人の重要性の決定は,職業的専門家としての判断事項であるが,ある事項に関する重要性の判断は,財務諸表の一般的な利用者が有する財務情報に対する共通のニーズを勘案して行われる
イ.○ いわゆる質的重要性の話である。監査人は,虚偽表示による影響額が重要性の基準値を下回っていたとしても,財務諸表の利用者の経済的意思決定に影響を与えると判断された場合には,当該虚偽表示は重要である(質的に重要な虚偽表示である)と評価する
ウ.○
エ.× 逆である。超基本問題である。

 

 

平成25年12月監査論短答式 問題1〜5 問題6〜10 問題11〜16

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